ストラクチュラルインテグレーション(通称:エスアイ ロルフ式構造的身体統合法)のワークショップの為に、現役ロルファー最長老、エドワード・モーピン心理学博士を日本にお招きしていました。
エドはアメリカで最初に心身相関に関する論文を書き、それが評価され、エサレン研究所に招かれ、沢山のエサレンのプログラムの立ち上げに携わりました。アイダ・ロルフとともにロルフィングを創り上げた一人であり、生き残っておられる唯一の方ですが、現在どこのロルフィング協会にも属しておられない為、ロルファーよりも、エサレン関係者に名前を知られているようです。書き出すとキリがない、エドの経歴ですが、わたし的には全米ではじめて学位のとれるボディワークの大学を創設した方!!というイメージが強烈です。ある意味、アメリカで最もボディワーカーの地位の向上に尽力した方ということですから。
長くなる前にとにかく、5日間のワークショップの事を書き始めましょう。
会場は日本のグロースセンターの草分け、女神山ライフセンターでした。
エサレンと縁の深いエドを最初にお迎えするのに、ここほどふさわしい場所はありませんでした。
美しい緑に囲まれたセミナールーム。 小鳥のさえずり。
ヘルシーでわたし達の体調に合わせて考えられたオーガニックのお食事。ベジや、ヴィーガンへの対応もばっちり。かぎりなく、でもおしつけがましくないエココンシャス加減。 気持ちのいいスタッフの方々。
Edも参加者もすべてに大満足でした。
一日目、夕方から始まったクラスですが、最初の「オーム」から、ばっちり皆の気持ちが一つに集中していました!
これには感激、びっくり!
知らない人同士ですから、通常何日かかけて、このような状態になっていくんですけど・・・
これもエドパワー、女神山パワー、そして、本当にこのワークショップを楽しみにしてくださっていた参加者の方のインテンションのパワーです!
実は女神山に行く前に京都観光におつれしました。
なんとエドは47年も日本に来たいと思い続けて来られた方なので、京都ではかなりテンションが高く、お祭りモードだったのですが、長野への車中から急にクラスモードにすごい勢いで切り替わり、今回のクラスの目的について、ぎゅーーッと話し合いました。この切り替えと半端でないフォーカスの仕方に脱帽。さすが、さすが40年以上教えてこられた方です。わたしのイイ加減な英語でどこまで通じたか、?でしたが、
心配はよそに、私の日本のボディワーカーに是非エドを紹介したいという熱い想いや意図を充分理解して下さり、最初の授業の中で、今回の来日とワークショップの目的を、ご自分のコンセプトと共に今までになくクリアに話されました。
「これはすごいクラスになるぞ、」というセンセーションを感じ、鳥肌がたちました。
主催者側として、とにかく、お腹一杯になって帰って頂こうという思いがあり、エドの本講習以外にも色々コンテンツを用意しました。
まず朝、6時半からの私のプラーナヤーマとヘンリー(エドのアシスタント・太極拳のアワード・ウィナー)の太極拳のクラス。ヘンリーはどうも太極拳をはじめると夢中になるようで、いつも朝食ギリギリまでやってました(笑)
ちょっと足がプルプルですが、気がグーッと丹田にあつまり、体の奥のエネルギーがじわじわ~っと動き出すので、この朝のワークは大好評でした。もちろん、本講習の為に集中力をあげたり、体の使い方を学ぶことが目的です。自由参加でしたが、殆ど全員の方が早起きして参加してくれました。ランチブレークにも、菅谷先生による操体法、センタリング、グラウンディングのショートクラスがあったり、参加ロルファーのセッションの受ける時間を設けたりと、かなり密なスケジュールを作ってみました。
クラスの冒頭ではtouch to knowという、クライアントの体の声を手でリスニングしていくスキルを上げるワークをしました。施術者がいかに受動的になれるかというのが、このクラスのテーマの一つでした。
そしてawareness! (気づき)すべての変化はこの”気づき”からもたらされると言うのが、エドの重要なコンセプトです。
気づきは私達のハートをゆりうごかしたり、体内で酵素を働かせたり・・・すべての生命活動に関わっているのです。
心理学者であるエド博士は言います。
mechanical pressure does’nt make the change.
(メカニカルな圧力だけでは変化を起こす事はできない。)
Body are wiser than our mind.(からだは心より利口だからね。)
さりげないけど、宝石のような名言がクラスの中でいくつちりばめられていたことでしょう!!
ロルファーの方や、ボディワーカー、ムーブメント関係の方、色々な畑の方がご参加くださり、よい交流の機会がもてた事も今回の収穫です。
さっそく皆さんからのオファーと、もっと教えたい~~というエドの想いから、来年3月後半の予定が組まれ始めています。
これは全くの嬉しい予想外。ご高齢なので体力的なことも考慮し、最初で最後の来日かも・・・と考えていたものですから。
エドの身体、そして人間のへの深い、深い愛、そして皆さんの学びたいという欲求があれば、きっとまた実現するはずです。
私にとってもオーガナイズという形で関わらせて頂くのは、ボディワーカーとして本当に光栄です。
技術だけでなく、施術者として大切なことを沢山私達にギフトととしておいて帰ってくださったEdに心からの感謝を贈ります。
see you again in japan!
