「シャンペン」、「シャンパン」、「シャンパーニュ」どれが正しいのでしょうか?英語的発音で「シャンペイン・プリーズ!」と言われると違和感無いのですが、和製英語で「シャンペン下さい」はダサダサであります。かと言って仏語的発音「シャンパーニュを!」と言われても関西人の私にとってはどこか恥ずかしい様なキザな様な・・・。やっぱり「シャンパン」が一番無難な様です。
最近はお客様も良くご存知で仏・シャンパーニュ地方で作られた発泡ワインのみが「シャンパン」を名乗れる事は浸透してきた様に思われます。他に伊では「スプマンテ」、独の「ゼクト」などは有名ではありますが、やはりここという時には「シャンパン」と言う方が多い様に思います。これらの発泡ワインは空ける時の音が景気良いせいか、お祝い時に楽しまれる事が多い様です。F1の表彰式での派手な様子は皆様一度は見た事があるでしょう。
しかしレストランでは空ける時に音を出してはいけない事になっています。音を出さない様慎重にスカシます。(失礼致しました。)このシャンパンのコルクにかかる気圧はどれ位がご存知でしょうか?ナンと通常5気圧もあるのです。私が20代の頃ホテルに在職中に婚礼宴会の際、先輩がシャンパン抜栓の際失敗してコルクがメガネを直撃し、レンズを割ってしまった事がありました。幸い怪我は無かったのですが、それ位危険な物でもあります。お家で空けられる際はくれぐれもご注意下さい。
おまけですがシャンパンのコルクはテルテル坊主の様な形をしていますが、元々はワインと同じ円柱形なのです。そのコルクに機械で圧を掛け瓶口にねじ込んでいます。その上にミュズラーと呼ばれる針金を掛けコルクが飛び出ないようにしてあるのですが、コルクを打ち込んで時間が経っていない物は、ミュズラーを外した瞬間飛び出る物もあります。あとシャンパンの温度が高くてもコルクが飛び出やすいのと、噴出しやすいのでこれもご注意下さいね。
余談ですが「サーベラージュ」と呼ばれるパフォーマンスがあり、シャンパンの口を専用のサーベル(刀)で吹き飛ばす事があります。私も知り合いや後輩たちの結婚式で何度かさせていただきましたが、マジックの様な派手なパフォーマンスがあります。私の店の棚にもサーベルを飾っていますが、これは瓶を割る物では無くシャンパンの圧を利用し、瓶口ごとコルクを吹き飛ばす一発芸です。ちょっとしたコツがあるのですがご用命いただければ喜んでご披露させていただきます!

ミュズラー、サーベラジュ
なんでもできるんっすね。さすがっす。いつも勉強になります。またどこかでこのネタ披露しようっと。っと
(2008.03.20 22:21:14)